間違ったダイエット方法と自律神経

明けましておめでとうございます!

APLOの李です。
今年も学びを皆様に還元出来るように更に精進致します!

さて、いきなりですが【ダイエット】してるのに思ったより効果が出ない人はいませんか?
苦労が無駄にならない様に是非参考にしてくださいね。

目次

  1. ダイエットによくある勘違い
  2. 痩せにくい(太っている)人の身体的特徴
  3. 痩せる為にすべき事
  4. まとめ

1.ダイエットによくある勘違い

【運動すれば痩せる】

運動すれば痩せると思っている人は多いのではないでしょうか?確かに運動すればエネルギーを消費します。
しかし体重60Kgの人が30分のジョギングおにぎり約1個分程度しか消費しません。運動後の生ビール1杯でおしまいです。

痩せるほどのエネルギーを消費するにはかなりの運動が必要で、その後に普通に食事すると考えるとあまり現実的ではありません。しかも身体に負担がかかりますので確実に老化が進み、結果的に身体に不調をきたします。
私もスポーツは好きですが『痩せる為に運動をする』という考えは不調のリスクまでありますので、運動は自分の体力の範囲内にしましょう。

『だるい』と感じる時は、ただちにダラダラしてください。食べたらすぐさま寝転がる。これが一番です。

【汗をかけば痩せる】

汗は体温調節のためのものです。 汗をかくと痩せると思いがちですが、毛穴から水分を出し、身体の表面を外気で冷やそうとしているだけで、ほとんどカロリーを消費していません
生命を維持のために行われる【汗をかく】という行為は、実は自律神経に負担がかかり【健康】にとって良いものとは言えません。

ちなみに、お風呂に10分つかって消費するカロリーは一般的に20~40kcalと言われています。入浴中に汗をかき“痩せている感“があるかもしれませんが一時的に水分が減っただけなので、入浴後のコーヒー牛乳で元に戻ってしまいます。

【食べなければ痩せる】

食べないダイエットでリバウンドした人は多いのではないでしょうか?
確かに食べる量を減らせば【消化】【吸収】による身体への負担は減ります。
しかし極端な食事制限はダイエットにとって良くありません。

人の身体はよく出来ていて、摂取カロリーが減ると少ないカロリーでも生命を維持出来る様に基礎代謝が落ちます。一定の所から体重は減らなくなり、戻ってしまいます。

基礎代謝とは

安静時でも消費しているエネルギー代謝のことをさします。基礎代謝は1日の消費カロリーの60~70%を占め、この基礎代謝の20%前後を担うのが筋肉です。 10代をピークに下がり続けます。

結論、【運動】【汗をかく】【極端に食べない】は徒労に終わる可能性が高いです。

2.痩せにくい(太っている)人の身体的特徴

痩せにくい人は『下垂体甲状腺』などの基礎代謝に関連するホルモン系が上手に働いていない、基本的に『身体が弱い』人が多いです。

『甲状腺』はのどぼとけの下にある蝶の様な形をした臓器で、甲状腺ホルモンを作っています。

甲状腺ホルモンの産生は『脳下垂体』から分泌される甲状腺刺激ホルモンによって調節され、
血液の流れに乗って色々な臓器に運ばれて身体の代謝を盛んにする等の働きをしています。

本来は自律神経によって適切に代謝が行われていますが、『下垂体・甲状腺』などのホルモン系が上手に働かない人は代謝が上手く働かなかったり、逆に過剰に働いて身体に悪影響を及ぼします。

3.痩せる為にすべき事

一番は自律神経の中枢を上手に働かせて、基礎代謝に関係している『脳下垂体、甲状腺などのホルモン系の働きを改善させ、基礎代謝が適切に行われる様にする事です。

どうしても身体を動かしたい人は【スクワット】をしてください。脚は身体の中で一番筋肉量が多い部位なので、他の部位と比べて基礎代謝は上がりやすいです。
※老化を早めたくない人、身体に不調を抱えている人は過度な運動や筋トレはお勧めしません。

ゆっくり【スクワット】が出来ればポンプ作用によって身体全体の体液循環も多少改善されるという利点もあります。

つま先立ちをする動き(座位、又は立位)で【ふくらはぎに刺激を入れる運動】もお勧めです。ふくらはぎに刺激が入ると反射で副腎の働きが良くなり、副腎は下垂体の反射でもあるので下垂体も幾分働きが良くなります。身体が弱い人、ホルモンバランスが悪い人、痩せにくい人にお勧めです。

◆まとめ
ダイエットも不調を改善させるのも一緒で結局【自律神経の中枢を上手に働かせる】ことが大切です。

身体に関連する出来事は結局全てここに行きつきます。

★当院の整体は【体液循環の促進】【脳血流の促進】【脳の活性化】が第三者機関にて科学的に実証済です。

詳しくは当院の施術についての記事【◇◆当院の施術内容について◇◆】をご覧ください。

【ダイエット】以外にも頭痛、腰痛、めまい、四十肩、不眠、動悸、メンタルの不安定さ、原因不明の自律神経失調症などにも有効です。

お困りの際にはぜひご相談ください。